こんにちは!
夏のような日差しを感じる日中ですが、朝夕は心地よい風を感じるようになり、秋の訪れを感じる今日この頃、
暑さも一段落し、季節の移り変わりを感じられるようになりました。
今回は、先日完工した破風板金工事についてご紹介させていただきます。
破風板(はふいた)とは、住宅の屋根内部や屋根瓦に侵入する雨風を防ぐための板のことで、屋根の先端に設置されています。
先端部分の名所としては、雨樋が付かない箇所が「破風板」、雨樋がつく箇所は「鼻隠し」と呼ばれています。
破風板の材質は主に木材(ラワン材)によるものが主流でしたが、最近の新築住宅では、耐久性、耐火性の向上を目的に不燃材の破風板が使われることが多くなりました。
その破風板に板金材(ガルバリウム鋼板)を取付けて、雨水から破風板を守る工事を「破風板金工事」と言います。
破風板は、雨風の影響を受けやすく劣化が進行しやすい箇所です。
定期的に塗装をしないと表面の塗装が剥がれ、破風板が水分を吸収するようになり、保潤と乾燥を繰り返すことで、脆くなります。破風板の劣化を放置すると腐食が進行し、破風板に穴が空いてしまうようになります。
そのため、こまめに塗装によるメンテナンスが必要ですが、「破風板金」を行うことによって長期間メンテナンスが不要となります。
破風板単体での工事では、この破風板金が一番よく施工されています。
破風塗装は、破風板に塗装を施す方法で、最も手軽で費用が安い方法です。
しかしながら、数年で塗膜が剥がれやすいというデメリットもあります。
そのため、ガルバリウム鋼板での板金工事をすることで、耐久性が良く「約20年間メンテナンスが不要」というメリットがあります。
このお家の破風塗装は塗膜が剝がれてきていて、今回は塗装メンテナンスではなく、コストパフォーマンスが高い板金巻きのご依頼を頂きました。
まずは、下地処理調整として剥がれて浮いてしまっている塗膜をケレンして平らにならしていきます。
そして、その後にコーキングをまんべんなく塗り付けていきまして、その上に板金を貼っていきます。
このようにまんべんなく塗り付けます。
そして水が入らないよう、きちんと隙間なく釘止めをして取り付けていきます。
順番に取り付けていきまして、
これで施工完了です。
塗膜の剥がれ等の目立つ部分も無くなり、とっても綺麗になりました。
破風板は屋根の中でも、役割や位置の理由で経年劣化が早い箇所になります。
メンテナンスも多く必要で、修理や補修を怠ってしまえば内部を腐食させてしまう
箇所にもなるので、メンテナンスは必要不可欠です。
また、上からかぶせるカバー工法ですと、既存の破風板を撤去しないため、そこまで大掛かりな作業にはなりません。
お家の破風板が木製で、そろそろメンテナンスの頃合いかな?とお考えであれば、『板金のカバー工法』も視野に入れてみてはいかかでしょうか?
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