猛暑もようやく過ぎ去り、秋風の心地よい時節となりました。
台風の規模も年々大きくなってきています。
今回は、放っておくと台風の時に被害が生じてしまう危ないポイントと被害が生じてしまわないようにする方法をご紹介します。
まず、危ないポイントから紹介します。
これは瓦が3枚浮いてしまっている状態の写真です。3枚だけ瓦の隙間が大きくなってしまっているのが分かると思います。
特に一番左の瓦は完全に抜けてしまっています。これはお家の駐車場とかからでも見て分かる状態です。
原因の一つは強風です。気象庁では瞬間風速20~30mほどで瓦のズレなどが生じるそうです。
他には地震の揺れによる場合もあります。特に重さがある瓦はそれだけ揺れ幅が大きくなり、それだけ瓦がずれやすくなります。
ここまでは外的要因でしたが、屋根の状態変化によっても瓦の浮きは発生します。古い瓦屋根では土葺きといって土を瓦の下に入れる施工方法が使われています。土葺きは長い年数が経つと土が痩せて瓦がずれやすくなります。また、野地板が水分などで腐食していると、屋根の面が沈み込んで瓦がずれたり浮いてしまうことがあります。
1.空気が入る隙間がある為、台風の強風で飛ばされやすい
2.その飛ばされた瓦が飛んでいき2次被害が起きる
3.隙間から雨水が入り雨漏りします。
1.2.で言っている2次被害というのは、飛散した瓦がお隣さんのお家に当たり被害が生じること、そして例えば上の屋根の瓦が飛散して下の屋根の瓦に当たり瓦が割れてしまったり、もちろん車・人に当たるケースもあります。
瓦は思ったより飛散します。お隣さんだけではなく3件隣まで飛散したケースもあります。
これを防ぐにはまず、はまってない瓦をはめてあげなければなりません、少し浮いている場合、はめるだけならそんなに難しいことではありません。
ただ外れているのが下の屋根ではなく上の屋根だったり、瓦にコケがついていてすべる場合もあるので、ご自分で屋根に上られてはめると言うのはあまりオススメしていません。
そして、被害が生じてしまわないようにする方法ですが、一番オススメしているのがラバーロック工法です。
下記をご覧になれば詳しく分かると思います。
最近あった加茂郡八百津町の竜巻のニュースを見た方も多いかと思われます、僕も現場を見に行きましたが竜巻が通過した所は、屋根自体が飛んでしまっているお家がほとんどでした。
ですが、このラバーロック工法をお家の全ての瓦 1枚1枚に施工したお家は外から見ただけですが、瓦の飛散すらしていませんでした。
ですので瓦が飛散する前に、瓦の浮き点検と、ラバーロック工法をオススメします。
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